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同僚への結婚祝い、連名なら1人いくら?人数別の合計と端数の割り方

2026年10月25日 / フジケン

1人3,000円の連名で贈るときの合計額。3人は9,000円、5人は15,000円、8人は24,000円、10人は30,000円を示す横棒グラフで、5,000円と1万円の位置に点線がある
図1:1人3,000円で連名にしたときの、人数ごとの合計額(※筆者の計算)

1. 先に結論:連名の目安は1人3,000円。ただし答えの4人に1人

同僚の結婚祝いを連名で贈るときの1人あたりは、「3,000円程度」がいちばん多い答えでした。割合は23.4%で、4人に1人ほどです。ほかの金額を選んだ人が、あわせて4分の3いることになります。

連名の結婚祝いで、先に決めること(※筆者の整理)

2. 調査で分かっていること、分からないこと

結婚祝いを1人で贈るなら5,000円程度、連名なら1人あたり3,000円程度が最多でした。ゼクシィの「Love News」に載った記事(同僚への結婚祝いの選び方)が紹介している調査で、マクロミルがインターネットで2023年1月11〜12日に実施し、20〜30代の414人(男性206人・女性208人)が答えています。

表1:結婚祝いの金額の調査(ゼクシィ掲載・マクロミル調査、2023年1月11〜12日、20〜30代の414人)
贈り方いちばん多い答え割合
1人で贈る5,000円程度37.2%
1人で贈る(次点)1万円程度15.7%
連名で贈る(1人あたり)3,000円程度23.4%

記事に登場する江頭さんのコメントは、複数人のお祝いを合算するぶん、1人で贈るより高いものを贈れる点が連名の特徴、という内容でした。1人あたりの金額が1人のときより少ないのに、贈れる品は上がる、ということです。

分かっていないことも2つあります。1つ目は、この調査の回答者が20〜30代で、40代以上の人が連名にするときの金額は載っていないことです(2026年10月25日時点)。2つ目は、いちばん多い答えでも23.4%なので、職場の慣例や、贈る相手との関係で変わる幅が大きいことです。目安は、慣例を確かめたうえで使ってください。

3. 先に確認:当日のご祝儀を連名で包むのは別の話

この記事の「結婚祝い」は、結婚式に包むご祝儀ではなく、お祝いとして贈る品物やお祝い金です。当日のご祝儀は、金額も、連名にするかどうかも、考え方が違います。

つまり、同僚どうしで集めるお金を、当日の受付で1つの袋に入れて渡すのではなく、お祝いの品やお祝い金として別に贈るのが、連名の使いどころです。

4. 人数別の合計額と、選べる品の目安

1人3,000円なら、5人で15,000円、10人で30,000円になります。1人の金額が決まれば、合計は掛け算です。

表2:人数別・1人あたり別の合計額(※筆者の計算)
人数1人2,000円1人3,000円1人5,000円
3人6,000円9,000円15,000円
5人10,000円15,000円25,000円
8人16,000円24,000円40,000円
10人20,000円30,000円50,000円

合計額と、贈りものの価格帯の例を合わせてみます。キナリノの記事(2019年5月28日更新)は、価格帯ごとの贈りものを次のように挙げています。

表3:合計額と、贈りものの価格帯の例(価格帯はキナリノの記事の例)
合計額の目安選べる品の例
3,000〜5,000円食器・日用品
5,000円〜1万円キッチン用品・インテリア
1万円以上家電

1人3,000円なら、3人で9,000円(キッチン用品・インテリアの帯)、5人で15,000円(家電の帯)です。同僚が5人以上集まると、1人で贈るときには手が出しにくい家電を選べるようになります。ただし、キナリノの記事は5年以上前のもので、価格帯の例も当時のものです。実際には、新郎新婦の欲しいものリストの金額を優先してください。

5. 名前の書き方は、3人まで・4人以上で変わる

連名の名前は、3人までなら全員、4人以上なら代表者1人と「外一同」です。複数の記事が、同じ書き方を紹介しています。

同僚の集まりでは、役職の高い人から順に右から書く記事と、親しい同僚だけなら五十音順で問題ないとする記事がありました。職場のやり方に合わせるのが無難です。

6. 端数の割り方:18,700円を7人で割る

品物の値段が人数で割り切れないときは、100円単位に丸めて、余りを幹事が持つ形が収まりやすいです。これは僕の整理で、出典のある決まりではありません。

例として、18,700円のコーヒーメーカーを7人で割ります。単純に割ると1人2,671.4円で、集金するには細かすぎる額です。

18,700円の品物を7人で割るときに集まる額。100円単位で切り上げると18,900円で200円多く、6人が2,700円で幹事が2,500円だと18,700円でぴったり、500円単位で切り上げると21,000円で2,300円多い横棒グラフ
図2:18,700円の品物を7人で割ったときに集まる額(※筆者の計算)

18,700円の品物を7人で割る3通り(※筆者の計算)

Aは全員同額でわかりやすい反面、200円余ります。余りは、包装・カード・送料にあてると使い切れます。Bは集まる額がぴったりで、幹事だけ200円安くなります。誰かが多く出すのは避けたいので、幹事が200円少なく出す形にすれば揉めにくい、と僕は考えます。Cは余りが2,300円で多く、ふだんの割り勘では選びにくい方式です。

7. 幹事が集める順番

金額を決める前に、先に参加者の数と、1人の上限を聞きます。連名は、参加者が増えるほど1人の負担が下がります。しかし、全員同額にするので、負担できない人が出ない額にそろえる必要があります。

  1. 参加者を決める——3人まで/4人以上のどちらかで名前の書き方も決まる
  2. 1人の上限を聞く——3,000円を目安に、決まらなければ2,000円から
  3. 合計から品を選ぶ——表3の価格帯と、欲しいものリストを見比べる
  4. 端数を決める——4章でいうBのように、幹事が端数を持つ
  5. 集金と贈る日を決める——結婚式の1〜2週間前までに集める(これは僕の目安です)

合計金額と人数から1人あたりを出す計算は、自作の計算ページ「お金のみかた」の連名の欄でできます(合計金額と人数を入れると、1人あたりが出ます。現金で包むときの設定で、4,000円・9,000円台を避けて切り上げる動きになっています。これは慣習の目安で、この記事の出典では確認していません。登録は不要です)。品物を割るときは、この記事の6章のように100円単位に丸めてください。

まとめ

連名の結婚祝いは、1人3,000円程度が最多で、合計は人数を掛けて決められます。当日のご祝儀とは別の話で、同僚の祝儀の目安は3万円です。

次の1アクションは、参加できる同僚の人数と、1人の上限を、先に聞いてみることです。人数が決まれば、表2から合計が決まり、表3から選べる品の帯が見えます。

出典

この記事は、割り勘の分け方を場面別に計算した読みものの1本です。

2026年10月25日公開

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